水平線ログ

主にTwitterでの観劇感想ログ置き場です。ほぼ箇条書き。 ただいま抜けていた2016-2020のログを少しずつ転記中。

第三舞台「深呼吸する惑星」

紀伊國屋ホール
19:00

  • 第三舞台『深呼吸する惑星』/初めて観たのは、近所の大学で劇研が上演していた『天使は瞳を閉じて』。それと前後して『朝日のような夕日をつれて』を戯曲で。数年前、同作舞台中継の再放送をTVで。私は第三舞台と、そのたった三点でしか出会わなかった。
  • 遊◎機械のときと似てしまうけれど、第三舞台は、演劇と出会った頃にはもう、彼らの駆け抜けた痕跡があるばかりだった。周囲に話してくれる人はいない。目にしたのは覚えたてのインターネットの世界に浮かぶ、彼らを愛した人々の、熱を持って煌めく記憶と記録。
  • ロビー。客席。連れだった人たちのささやき交わす思い出の断片。一つの劇団の復活を十年間待つということ。そういう「時間」を私は、まだ知るすべもない。こんばんは。お邪魔します。懐かしげな空間でひとり、息をつく。それ全体を確かな観劇体験として記憶する。
  • 本編について真面目なことを書かないうちにこんなこと書くのも大変アレですが。  …Mr.スポック!マーティ!ビフ(改変後)! (一度そう思ってしまうと脱出不能な罠)  高橋一生のビジュアルもある意味コテコテなのに、違和感がないことに脱帽。美。