水平線ログ

主にTwitterでの観劇感想ログ置き場です。ほぼ箇条書き。 ただいま抜けていた2016-2020のログを少しずつ転記中。

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

芸劇eyes「20年安泰。」

水天宮ピット 17:00(観劇直後のツイート) 刺激的な芝居に立て続けに出会えると嬉しい。 あと、靴に防水スプレーかけておいて正解であった。 いきなりこぼれ話。右斜め前に、二つ結びの小学生くらいの女の子が座っていて、某団体の〇〇なパフォーマンスがそ…

「ベッジ・パードン」

世田谷パブリックシアター 13:00(観劇直後のツイート) 三軒茶屋を発つ。今年の三谷幸喜は、隅から隅まで挑戦的。興奮。 (その後のツイート) 『ベッジ・パードン』/時間差観劇録。日本人が西洋人を演じるというフィクションを、真正面からやったのが前回…

「モリー・スウィーニー」

世田谷パブリックシアター 13:00(観劇直後のツイート) 『モリー・スウィーニー』勢い任せにフライング一言。あとでまたきちんと書きます。 ライス医師の訛りを、文字では表せない、「いわゆる訛り」でもない「話し方」で表現する方法に目からウロコ。翻訳…

「幽霊たち」

パルコ劇場 14:00 パルコ・プロデュース『幽霊たち』/人のような、影のような、無機質でおぼろげな輪郭が舞台を行き来する。それらは不意に誰かになり、気がつくとまた消え失せ、いたのか、いないのか、もう分からない。色のない世界に、いくつかある色彩。…

扉座「アトムへの伝言」

紀伊國屋ホール 19:00 扉座『アトムへの伝言』/チラシに書かれている言葉は「SN」すなわち「サイエンス人情物」。そんな言葉に偽り皆無、がっちりサイエンス、こってり人情物。科学研究所にヒューマノイド、健康ランドに演歌に漫才、まるきり違う二つの世界…

キャラメルボックス「ヒア・カムズ・ザ・サン」

サンシャイン劇場 19:00 キャラメルボックス『ヒア・カムズ・ザ・サン』/ハーフタイムシアター二本立ての一本。こちらは新作。見えてしまう男と、見えること/知ること。いつもの明るさの向こうに、確実に高まってきている苦み。解決しない物語と、その上で…

キャラメルボックス「賢治島探検記」

サンシャイン劇場 14:00 キャラメルボックス『賢治島探検記』/いま、真摯に「物語る」ということ。路上でできる演劇というコンセプトで出発したこの作品は、俳優と少しの(日常的な)道具だけでどこででも上演できる作り。宮沢賢治の言葉を地の文も含めそのま…

キャラメルボックス「水平線の歩き方」

サンシャイン劇場 18:00 キャラメルボックス『水平線の歩き方』/広い空間にポツリと置かれた、この劇団にしては妙に具象的な「部屋」は、それ自体が一つの仕掛け。時空間を飛ばすいつもの手法も、違う意味合いを帯びている。若くはない一人の男の、小さな追…

「NOISES OFF」

あうるすぽっと 13:00 あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ『NOISES OFF』/一幕目のテンポが妙に遅いのがつくづく残念ながらも、休憩挟んでからはいい勢い。凄まじいト書き量だという「オモテ」と「ウラ」の同時進行、絡み合いもつれあい大騒ぎなのです。…