「モリー・スウィーニー」
世田谷パブリックシアター
13:00
(観劇直後のツイート)
- 『モリー・スウィーニー』勢い任せにフライング一言。あとでまたきちんと書きます。 ライス医師の訛りを、文字では表せない、「いわゆる訛り」でもない「話し方」で表現する方法に目からウロコ。翻訳と演出が同じ人間だからできる投げ方というか、信頼。
(その後のツイート)
- シアタートラム『モリー・スウィーニー』/登場人物は3人、ほぼ全編モノローグ。終止、極めて直接的に「観客へ向かって」語られる。モリーとフランクとライスから話しかけられ続ける2時間強。耳にするのは、盲目のモリーを巡って起きてしまった一つの出来事。
- 幕切れ前の数分間。劇場は闇に包まれる。ほんとうの闇。話し続けるモリーの声が聞こえる。声は遠く近く、こちらに踏み行って動いている。声が近づく。手を出せば触れるほど近くで気配がする。左肩に、モリーの手が柔らかく触れる。そして遠ざかる。何故だろう、涙が出た。