「Jesus Christ Superster: Live Arena Tour」(2012)
YoutubeのAndrew Lloyd Webberチャンネルにて48時間限定配信
National Indoor Arenaでのライブ収録版
・『ジーザス・クライスト・スーパースター』未見で、これを期にといきなり英語版字幕なし現代演出で鑑賞する暴挙に出てしまった。あらすじだけ事前にチェックしてあとはノリでがんばった(聞き取りはほぼできない)。
アリーナでの上演、撮り方もライヴ映像のようで、とてつもない盛り上がりと臨場感。
・JCS、有名曲をうっすらとしか知らないのですがヘロデ王のターンはゲス派手おもしろ選手権の開催義務があるとみた。
公開中のローレンス・コナー演出版では有名人気司会者/メディアの王、のような。上澄みを撫で、祭り上げ、おもしろおかしく断罪する姿はジーザスをスターにした民衆の裏表。
・かの有名な「ジーザス・クライスト・スーパースター」もどこでどう入る曲か知らなかったので「ここで!!!??」とビビり散らかしてしまった。ビビり散らかしつつブチ上がってしまう矛盾。強烈な祝祭感と毒気と悲惨さ。
・歌がうまい人を見ると脳内が(歌がうまいな…)で埋まってしまう人間なので今回見たJCSも(歌がうまい)(そして歌がうまい)(余すところなく歌がうまい)と歌ウマの海に呑まれていた。大祭司カイアファ(多分)の長身から放たれる重低音が好きでした。
・今回『ジーザス・クライスト・スーパースター』を初めて見て、新感線の『SHIROH』の源はここだったんだなとようやく知る。ものごとは連鎖する。