水平線ログ

主にTwitterでの観劇感想ログ置き場です。ほぼ箇条書き。 ただいま抜けていた2016-2020のログを少しずつ転記中。

「ア・ラ・カルト2 〜役者と音楽家のいるレストラン〜」

青山円形劇場
18:30

  • 青山円形劇場『ア・ラ・カルト2』クリスマス・イヴに、芝居と歌と音楽を。特別な日のためにレストランを訪れたふつうの人々。洒落っ気たっぷりのエンターテイナーたち。彼らも観客も丸ごと包み込む、円形劇場をフルに使った暖かな空間。
  • ゲストのROLLY、半即興コーナーで第一声から役の方向性を間違えつつもそのまま押し切る面白ぶりを発揮。先にワインを飲み干してしまい、「乾杯する」ト書きで乾杯できなかったときは笑い死にするかと思いました。でも歌(本業)でしっかり持っていくのが流石のズルさ。
  • 山本光洋が演じた、口下手でちょっとぼんやりした感じの初老の男性。仕草一つ一つに生活感がにじんで、目が離せなかった。相手の女性をふとしたことで泣かせてしまい、どうしたらよいか分からない風に、こくこくと水を飲む。何度も。それだけの仕草が、何故か泣けてしまう。
  • 実はこのシリーズ、1997年版と2008年版を映像で見たことがあるのみで、生で観るのは初めて。はじめてのア・ラ・カルトは偶然にも、正式リニューアルされたア・ラ・カルトの第一回ということに。良い出会い方が出来た気がします。

(2011/1/16 追記ツイート)

  • 唐突に、『ア・ラ・カルト2』でうにょにょっと動いていた(誉め言葉)中山祐一朗を思い出し、ちょっと楽しい気分になる。あの「ナカタくん」はレギュラーキャラになるのだろうか。3月の『あらかじめ』も楽しみです。