ラフィングライブ「パパ、アイ・ラブ・ユー!」
2015.4.17.
19:00
博品館劇場
・ダメ元で挑んだ抽選当日券をゲット。見てて極楽やりゃ地獄、の一言一句一挙手一投足間違うと倒壊するレイ・クーニーの笑劇を、顔を知らずとも声は聞いたことがありすぎるキャストによる旗揚げユニットで。何度か観ている作品なのに何度でも笑ってしまう。
・ともかくカッチリ、脚本上笑えるところをひとつひとつ外さず拾う演出で、刻々と膨らむ爆笑が爽快。普段はほぼ声でしか知らない俳優陣の舞台人としての顔を堪能でありました。出番がごく僅か=完全に展開の為の駒になってしまうキャラにも印象づけがしてあるのもよかった。
・主にメインの面々に数回起こってしまったとちり、からのリカバーの尋常でない速度にちょっとびっくりしてしまった。半分言わないうちに言い直してほとんどテンポが落ちないという。テンポ命。瞬発力。
・この小田島雄志・恒志翻訳版は、出てから二十年ほどになるのだろうか。覚えている範囲では出版された戯曲集のバージョンほぼそのまま使っていた気がする。ちょいちょい流石に古い所はありつつも、ダジャレ的なギャグ含めて今もちゃんと笑える言葉が使われているのを実感。