NT Live「フランケンシュタイン」
2014.2.21
TOHOシネマズ
後半日程の今回は
博士:ジョニー・リー・ミラー
の配役。
・(本筋に全く関係ない話)芝居の勢いが良すぎて、恐らく胸の辺りに付けてあると思われるマイクが時々「ゴッ」「ボフッ」となってるカンバーバッチさん。大変キュート。そこを含めずとも折々キュート。
・ミラーのクリーチャーは「既存の人間を大きくはみ出し、しかしそれでも人間と呼べてしまう生物」、カンバーバッチのクリーチャーは「限りなく人に似ながら、しかし人とは僅かにそして決定的に異なってしまった生物」な印象。そうして、どちらも「違うこと」に痛めつけられる。
・やはり最終場のつくりが好み。原作の流れを外し、あえて宙に投げ出すような。あたかも永久に続いてしまうような。その分、そこまでの構成のおとなしさが少し勿体ない気がして、もっとぶっ飛んでいてもいいんじゃなかろうかとも思ったり。
・Monster, Creature, Man.
Paradise.
Different.
Good.
耳に残ったキーワード。